URCは日本で最初のインディーズレーベルともいわれ、
1969年に会員制レコードクラブとしてスタートした。
はっぴいえんど、をはじめ、五つの赤い風船、遠藤賢司、岡林信康、加川良、金延幸子、斉藤哲夫、ザ・ディランⅡ、シバ、高石友也、高田渡、友部正人、中川五郎、早川義夫、休みの国、六文銭、三上寛など、
ここからデビューした強烈な才能は枚挙にいとまがない。
1960年代末の反戦・社会運動の高揚を背景に、綺羅星のごとく才能が集い、個性溢れる名盤を送り出し、今なお大きな影響を日本の音楽界に及ぼし続けている伝説的レーベルである。
今回のURCアナログ復刻シリーズでは、中古マーケットでの流通枚数も限られ、その音楽性から
人気の高い名作を、アナログLPレコードと人気再燃のカセットテープで復刻。
7月の“はっぴいえんど”のファースト&セカンドの2タイトルを皮切りに、アナログレコードでは、
ほぼ入手不可能だった貴重な作品をふくむシリーズ全12作品を隔月2タイトル、6回に渡り発売予定。
はっぴいえんど
はっぴいえんど
◆J-POPの聖典。
"日本語のロック誕生 !!"を高らかに謳ったはっぴいえんど(細野晴臣/大滝詠一/松本隆/鈴木茂)のファースト・アルバム。
70年度ニューミュージック・マガジン誌日本のロック賞第1位。
1970年8月発表。
『はっぴいえんどマスターピース』で使用されたロンドン、メトロポリススタジオでのハーフスピードカッティング・マスターよりプレス。
カセットテープはスリーブケース仕様。
<Side-A>
<Side-B>
風街ろまん
はっぴいえんど
◆J-POPの聖典。
日本語ロックの金字塔となったセカンド・アルバム。
東京オリンピックを境に失われてしまった東京の原風景を"風街"という架空の都市に託して現出させようとしたコンセプト・アルバム。
1971年11月発表。見開きジャケット(ゲートフォールド仕様)
『はっぴいえんどマスターピース』で使用されたロンドン、メトロポリススタジオでのハーフスピードカッティング・マスターよりプレス。
カセットテープはスリーブケース仕様。
<Side-A>
<Side-B>
教訓
加川 良
◆惜しくも4/5に69歳で急逝した加川良のデビュー作。
「教訓1」でシラケ世代の人気者となった加川良のファースト・アルバム。
「ゼニの効用力について」など、はっぴいえんどのバッキングも強力。
1971年6月発表。
見開きジャケット(ゲートフォールド仕様)
LPレコードのカッティングは名匠、小鐵 徹(JVCマスタリングセンター)
カセットテープはスリーブケース仕様
<Side-A>
<Side-B>
溶け出したガラス箱
西岡たかし・木田高介・斉藤哲夫
◆幻の名盤、奇跡のアナログ復刻!
五つの赤い風船の西岡たかし、元ジャックスの木田高介、当時新進フォーク・シンガーだった斉藤哲夫が集まって作ったスタジオ・プロジェクト。
URCでも最もサウンド志向の強い西岡による、凝りに凝った録音と斬新さから海外でも人気の万華鏡的アシッド・フォーク作品。
アナログはレアで人気が高く入手困難な1枚。
1970年11月発表。
見開きジャケット(ゲートフォールド仕様)
LPレコードのカッティングは名匠、小鐵 徹(JVCマスタリングセンター)
カセットテープはスリーブケース仕様
<Side-A>
<Side-B>
niyago
遠藤賢司
◆”不滅の男”遠藤賢司の記念すべきデビューアルバム。
叫びを押し殺した叫びが聞こえる。はっぴいえんどの3人(細野晴臣、松本隆、鈴木茂)が参加。
1970年度ニューミュージック・マガジン誌日本のロック賞第2位。
1970年4月発表。見開きジャケット(ゲートフォールド仕様)
LPレコードのカッティングは名匠、小鐵 徹(JVCマスタリングセンター)
カセットテープはスリーブケース仕様
<Side-A>
<Side-B>
HIRO
柳田ヒロ
◆幻の名盤、奇跡のアナログ復刻!
エイプリル・フールの仲間である松本隆が7曲分の詞を提供。A-6はなんと大瀧詠一との「競作」とな
っている。セッションには、フュージョン時代の先取りといえるような様々なミュージシャンが集結。
アナログはレアで人気が高く入手困難な1枚、今回が初のアナログ復刻。
1972年11月発表。見開きジャケット(ゲートフォールド仕様)
LPレコードのカッティングは名匠、小鐵 徹(JVCマスタリングセンター)
カセットテープはスリーブケース仕様
<Side-A>
<Side-B>
君は英雄なんかじゃない
斉藤哲夫
◆稀代のメロディーメイカー斉藤哲夫のデビュー作。
「悩み多き者よ」「されど私の人生」など文学性の高い深みのある詞と歌から、若き哲学者、歌う哲学者とも呼ばれ、大物新人としてシーンの注目を集めた斉藤哲夫のファースト・アルバム。
1972年6月発表。
見開きジャケット(ゲートフォールド仕様)
LPレコードのカッティングは名匠、小鐵 徹(JVCマスタリングセンター)
カセットテープはスリーブケース仕様
<Side-A>
<Side-B>
休みの国
休みの国
◆ジャックスにも匹敵する濃密な世界観を打ち出した、72年のアルバム。
URCでも最も異色かつミステリアスな存在で、叛乱の時代の虚無を歌った「第五氷河期」「追放の歌」でフォーク・シーンに衝撃を与えた休みの国(=高橋照幸)初のアルバム。
木田高介・角田ヒロ、谷野ひとし、早川義夫などジャックスのメンバーが参加。キノコホテルや大槻ケンヂ率いる特撮が「悪魔巣取金愚」をカバー。
1972年7月発表。
見開きジャケット(ゲートフォールド仕様)
LPレコードのカッティングは名匠、小鐵 徹(JVCマスタリングセンター)
カセットテープはスリーブケース仕様
<Side-A>
<Side-B>
汽車が田舎を通るそのとき
高田渡
◆伝説のフォークシンガー高田渡の初の単独アルバム。
それまでの毒の効いたプロテスト・フォークから離れ、素朴な弾き語りで自己の内面世界を歌うポエジー溢れる1枚。
オリジナル曲が多く、あまり見せることのないロマンチストとしての一面を垣間見ることのできる貴重な作品集。
1969年10月発表。
見開きジャケット(ゲートフォールド仕様)
LPレコードのカッティングは名匠、小鐵 徹(JVCマスタリングセンター)
カセットテープはスリーブケース仕様
<Side-A>
<Side-B>
きのうの思い出に別れをつげるんだもの
ザ・ディランII
◆ザ・ディランⅡ(セカンド)のファースト。
大阪難波の喫茶店<ディラン>から生まれた恐るべき子供達、ザ・ディランⅡ(大塚まさじ、西岡恭蔵、ながいよう)によるグループの1作目。関西のザ・バンドとして人気を博した彼らの魅力が堪能できる。
名曲「プカプカ」「サーカスにはピエロが」収録。
1972年4月発表。
見開きジャケット(ゲートフォールド仕様)
LPレコードのカッティングは名匠、小鐵 徹(JVCマスタリングセンター)
カセットテープはスリーブケース仕様
<Side-A>
<Side-B>
かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう
早川義夫
◆早川義夫URCでの唯一のアルバム。
ジャックス解散後の早川義夫がURCレコードのディレクターとして働きながら1969年に発表した初のソロ。
極めてシンプルな弾き語りによる、日本語の豊かな響きとその佇まいが胸をうつ。名曲「サルビアの花」収録。
69年度ニューミュージック・マガジン誌日本のロック賞第3位。
1969年11月発表。
LPレコードのカッティングは名匠、小鐵 徹(JVCマスタリングセンター)
カセットテープはスリーブケース仕様
<Side-A>
<Side-B>
BANG!
三上寛
◆幻の名盤、奇跡のアナログ復刻!
山下洋輔トリオをバックに迎え、怨歌とジャズを見事に融合した中期、三上寛の傑作アルバム。
「BANG!」は日本初?サンプリングの手法を用いたコラージュ。アナログはレアで人気が高く入手困難な1枚。
1974年3月発表。
見開きジャケット(ゲートフォールド仕様)
LPレコードのカッティングは名匠、小鐵 徹(JVCマスタリングセンター)
カセットテープはスリーブケース仕様
<Side-A>
<Side-B>
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★限定特典7インチアナログ収録曲★
金延幸子『青い魚』
休みの国『悪魔巣取金愚』(悪魔ストッキング)
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※『限定特典7インチアナログ』は、2017年11月上旬以降の発送を予定しております。